アルファベットの短音と長音のちがい
フォニックスの学習において、まず最初に、英語のアルファベットには、短音と長音があることを理解しましょう。
英語のアルファベットの中の a,e,i,o,u,y を母音(Vowel) といいます。
この6つの母音には、発音の仕方が2種類あります。
それが、短母音と長母音です。
短母音と長母音のちがいをマスターすることは、英語の学習においてもっとも大切と言ってもいいくらいです。
短母音と長母音のちがいと発音の仕方は、次の通りです。
短母音(Short Vowel) | 長母音(Long Vowel) | |||
アルファベットの音で発音 | アルファベットの名前で発音 | |||
a | [ ӕ ]/[ ɑ ]/[ ə ] | apple / car / and | [ ei ] | make |
e | [ e ] | egg | [ iː ] | Pete |
i,y | [ i ] | hit, toy | [ ɑi ] | like |
o | [ ɔ ] | hot | [ ɔː ] | hope |
u | [ ʌ ] | sun | [ uː ] | cute |
これが、母音の発音の決まりです。
母音が、短母音から長母音の発音に変化するきまりについては、サイレントeのルールで詳しく説明しています。
子音(Consonant)の発音
次に、a,e,i,o,u 以外のアルファベットを子音(Consonant)といいます。
y は特別で、母音の仲間にも入っていましたが、子音でもあります。
例えば、
boy [ bɔi ] のときのyは母音
young [ jʌ́ŋ ] のときのyは子音
となります。
アメリカのキンダーガーテンでは、まず母音と子音の短音をしっかり学びます。
短音の発音を覚えるには、単語と一緒に歌で覚えるのがいちばんです。’
フォニックスの歌は、たくさんありますが、私のお気に入りを紹介します。
私の学校のキンダーガーテンの生徒や日本からの編入生は、みんなこの歌で短音(Short Sound)をマスターします。
みなさんもこの歌で、英語の短音を楽しく学んでくださいね。
何度もくり返し聞いて、一緒に歌っておぼえてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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