【中学英単語シリーズ】 これも動詞?意外と知らない使い方

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中学校で習った基礎単語 book、head 、bear…これって、動詞としても使えるって、知っていましたか?すでに知っている英単語の新しい使い方をマスターすれば、会話の範囲や場面がぐっと増えてきます。

Bookは本という意味だけじゃない

実際に、日常会話に必要なボキャブラリーは、中学レベルの単語でかなり間に合います。大切なのは、基礎的な単語のさまざまな使い方を理解し、使いこなせるようになることです。

目からウロコの中学英単語の使い方 

book 予約する

海外旅行に行くために予約したチケットが、オーバーブッキングで乗れなかった、という話、聞いたことありませんか?オーバーブッキングとは、過剰予約のこと。つまり、座席の数よりたくさんの予約をとってしまったことです。その結果、ちゃんと予約したにもかかわらず、乗れない人が出てきます。

このOver bookingのbookは、-ingがついていることからもわかるように、動詞です。bookは、名詞の意味は”本”ですが、動詞になると、本とは全く関係のない”予約する”という意味になります。

< 例文>
We are going to New York City! I just booked our flights to JFK. But the bad news is that the Lion King musical you wanted to see is fully booked.
私達、ニューヨークに行くのよ!たった今、JFK行きの飛行機を予約したわ。ただ、残念だけど、あなたが見たかったライオンキングのミュージカルは、もう予約でいっぱいだったの。


Please come home early today. I have booked a table for 7 o’clock.
今日は早く帰ってきてね。7時にレストランを予約してあるから。

store たくわえる、保管する

リスは冬支度にナッツをたくわえます

もちろん、storeは”お店”という意味ですね。これを動詞として使うと、”たくわえる、保管する”という意味になります。お店にはいろんなものが保管されていますからナットクです。

< 例文>
In fall, squirrels are busy gathering and storing nuts for winter.
秋になると、リスたちは冬にそなえて、忙しく木の実を集めたりたくわえたりしています。

We should store some food and water in case of emergency.
緊急時にそなえて、食料と飲み水をたくわえておいたほうがいいね。

last 続く

ラストスパートとかラストシーンのラストは、最後のという意味ですね。でも、lastは動詞では”続く”。”最後”なのに”続く”って、おもしろいですね。

< 例文 >
Since the last two players were neck and neck, the final match lasted three hours.
最後に残った二人の選手は、負けず劣らずだったので、決勝戦は3時間も続いた。

Oh no, my cellphone battery is dying. I hope it lasts till get home.
アレ、ケイタイの電池が切れそう。うちに帰るまで持つといいんだけど。

long あこがれる、熱望する

”長い”という形容詞ですが、どうしても欲しい物や、強いあこがれ、longを使えば表現できます。

long for + 名詞 ~を待ちこがれる、あこがれる

< 例文>
People are longing for the world peace.
人々は世界平和を待ち望んでいます。

long to + 動詞 ~したいと熱望する

< 例文>
My grandmother has longed to go back to her hometown.
おばあちゃんは、ずっと生まれ故郷に帰りたがっていました。

bear 子どもを生む、 耐える、がまんする、

bearでも、クマさんとは関係ありません。

動詞のbear の活用は、bear – bore – bornです。これでお気づきの方も多いでしょう。”生まれた”という意味のbe bornの原形がこのbearです。

bearは、子どもを産む、という意味のため、生まれた、と言うためには be動詞+過去分詞 の受動態(受け身形)を使って、”~される”としなくてはなりません。

< 例文>
Five little puppies were born this morning.
今朝、子犬が5匹生まれました

My dog bore five little puppies this morning.
うちの犬が、今朝、子犬を5匹生みました

となります。

もうひとつ、大切な使い方は、がまんする、という言い方です。

< 例文>
The patient closed his eyes tightly and bore the pain.
その患者さんは、目をギュッとつむって痛みに耐えた。

Please turn down the volume. I can’t bear that noise any more.
お願いだから音を小さくしてくれる。うるさくて、もうがまんできないわ。

ここで、もう一つ付け加えておくと、 stand にもbearと同様に”がまんする、耐える”という意味があります。standは立ち上がるという意味で習いましたが、”~をがまんする、~にたえる”という大切な意味も持っています。ほとんどの場合、canと一緒に否定文か疑問文で使います。

<例文>
I can’t stand it any more.
もうがまんできないわ。

How could you stand talking with him?
よくあいつと話なんかできるね。

skip とばす

skipに関しては、忘れられない思い出があります。日本からアメリカの現地校に編入したばかりの生徒がテストを受けていたのですが、手こずっていたので、「むずかしかったらスキップしていいよ。」と声をかけたのです。そうしたら、急に立ち上がって、教室の中をスキップして回りはじめました。一瞬、何事かと思いましたが、すぐに私の言い方が悪かったことに気がつきました。skipしていいよ、と言われたからスキップしたのです。英語でも、跳ねながら走ることをskipといいますが、それ以外に、とばすサボる、という意味でも使われます。

< 例文>
You can skip the difficult questions.
難しい問題は、とばしてもいいよ。

I am really tired. I will skip the afternoon classes.
すごく疲れたから、午後の授業はサボるわ。

head ~に向かって進む、行く

headは、体の頭、つまり一番上にあるもの、思考する大切なところ、という意味から、トップに立つ人や、リーダーをも表します。動詞になると、~に向かって進んで行く、という意味です。

<例文>
A major snowstorm is heading the East coast.
大きな吹雪が東海岸に向かっています。

Majority of Americans think the U.S. is heading in the wrong direction under the new President.
アメリカ国民の多くは、新大統領のもと、アメリカは間違った方向に進んでいると思っています。

state 述べる、言う

新しい年を迎えるととモノ、目標や新年の抱負について考えますよね。アメリカでは、毎年1月末に、アメリカ大統領の State of the Union Address があります。これは、 一般教書演説いっぱんきょうしょえんぜつといい、大統領が国会で行うとても大切な演説です。国民に向けて、 国の現状 (State of the Union) について説明するもので、テレビで生中継されます。アメリカが、どのような課題を抱えているのか、そしてそれに対しての大統領の見解を述べるものです。どの大統領も、この演説のために何週間も準備し、練習を重ねて、素晴らしいスピーチをします。

さて、この State of the Union Address の”state”ですが、ここでは、”州”という意味ではなく”状態や様子”を表します。The Unionはアメリカ合衆国のことです。
<例文>
He was in a terrible state and could not say a word.
彼はひどい状態で、ひとこともしゃべれなかった。

Ice is the solid state of water.
氷は水が固まった状態です。

では、stateとsayは、どのような違いがあるのでしょうか?stateは、正式に事実や意見を述べる場合に使います。日常生活の中で、誰かがしゃべったりすることにはstateは使いません。

<例文>
I am not making excuses. I am simply stating a fact.
私は言い訳をしているのではありません。ただ事実を述べているだけです。

A famous scientist stated the importance of the education.
ある有名な科学者は、教育の大切さについて述べた。

あなどれない中学英語

中学校で学んだ基礎英語でも、さまざまな場面で使いこなせる英単語がたくさんあります。おなじみの単語の新しい使い方を知って、会話を楽しみましょう。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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