Writing( 作文 )のスキルアップ 五感を使って生き生きと

English

Five senses (五感) を使ってWriting

私たちは、目、耳、鼻、舌、皮膚を通して外の世界を感じ取ることができます。
これを五感( five senses )といい
 視覚=sight
 聴覚=hearing
 触覚=touch
 味覚=taste
 嗅覚=smell

があります。
これらの五感を鋭くすることは、表現力豊かな作文を書くためにとても大切です。

Show. Don’t tell.

Writing ( 作文 ) を書くときの大切なルールに
Show. Don’t tell.
があります。
Showingとは、五感を使って、情景が目に浮かぶように生き生きと描くこと。
Tellingとは、説明すること。

例えば、
Telling:Mary was happy.
メアリーは幸せでした。

Showing 1:Mary grinned from ear to ear.
メアリーは、満面の笑みを浮かべました。
Showing 2 : Mary raised her arms in the air and jumped up and down with joy.
メアリーは腕を振り上げて、うれしさに飛び跳ねました。

TellingとShowingの違いがわりますか。
メアリーの笑顔や、行動を描写することによって、happyという言葉を使わなくても喜んでいることを伝えることができるのです。

もう一つの例を見てみましょう。
Telling : Ken was angry.
ケンは怒っていました。

Showing 1 : Ken’s face turned red and his eyes widened.
ケンは顔はを真っ赤にして、目を見開きました。
Showing 2 : Ken clenched his fists and growled at me through gritted teeth    
ケンは、こぶしをぎゅっと握って、食いしばった歯のすきまからうなり声をあげました。

このように、五感を使ってShowingをすると、読む人の想像力をかき立て、より鮮明に伝えることができます。

Telling から Showing にレベルアップ

では、TellingをShowingにするためには、どのようにしたらいいのでしょうか。

気をつけたいのは、happy, sad, angry, kind, tall, short. cold, hot, short, funny…
など、様子や状態を表す言葉だけで終わってしまうとTellingになってしまい、読む人が情景をイメージしにくくなります。結果、ありきたりの作文になって、読者の興味もわきません。
これらの言葉を全く使うなというわけではありませんが、TellingをShowingに変えるために五感による描写を加えてみましょう。

Sight ( 視覚 ) 目で見たことを言葉に

HappyやAngryという感情を表す言葉を使う代わりに、目で見た様子や動作を表現することによって、現実味が増してきます。

Scared ( 怖い ) と説明する代わりに
 The color quickly drained from his face. 見る間に顔色が青ざめていった。
 My teeth chattered in fear. 恐ろしさに歯がガチガチ鳴った。
 I opened my mouth, but no scream came. 口を開けたが、叫び声が出てこなかった。
 My legs collapsed underneath me. 足がなえて、へたりこんでしまった。

Scaredという単語を使わなくても、いかに怖がっていたかが読み手に伝わるので、” Telling ” から ” Showing ” になります。

また、名詞には、形容詞をつけて詳しくすることを忘れないようにしましょう。
jeans ジーンズ ⇒ ripped jeans 破れたジーンズ, baggy jeans ブカブカのジーンズ, worn-out jeans 擦り切れたジーンズ

rain 雨 ⇒ pouring rain どしゃ降り , heavy rain 大雨 , misty rain 霧雨 , scattered rain 通り雨

このように、名詞の前に形容詞や動名詞( 動詞のing形 )、過去分詞を付け加えると、より具体的になるので、読者の想像と理解を深めることができます。

さらに、高度なテクニックになりますが、情景描写によって、登場人物の内面や、今後の展開を暗示させることです。
たとえば、何か悪いことが起きる前には暗い雲が立ち込めていたり、いい事が起こりそうなときには明るい太陽の光がさんさんと降りそそぐ、と言った場面を描くのです。

Hearing ( 聴覚 ) 音を加えてサウンド効果

音を加えることによって、その場の雰囲気や情景がより身近に感じられます。

だれかが話をするときの様子でも、さまざまな表し方があります。声の大きさや話し方を詳しく説明するだけで、読者の理解度が大きく変わってきます。
loud ( 大きな ) , soft ( やわらかな ) , weak ( よわよわしい ), strong ( 力強い ), trembling ( ふるえる ) , yell ( 叫ぶ, ) , whisper ( ささやく ), scream ( 悲鳴をあげる )
など、どんな声でどんなふうに話したかを描写することで、話し手の様子が現実味を帯びてきます。

また、情景を表すときに、風の音、鳥のさえずり、都会の騒音、車のクラクション、救急車のサイレン、クリスマスの音楽など、バックグラウンドの音を付け加えることは、場面設定においてとても効果的です。

逆に、静けさを強調したいときには、”カチッ、カチッ”と耳障りに聞こえる時計の音に注目します。これによって周りがし~んと静まり返っていることがわかりますので、わざわざ”静かだった”と説明する必要はありません。

Touch ( 触覚 ) 手触りや質感を詳しく

手触りや温度は、人の気持ちに通じるものがあります。

例えば、soft ( やわらかい )、warm ( 暖かい )、silky ( なめらか )、velvety ( ビロードのような )と言った触感は、幸せや満足した気持ちを思い起こさせ、逆に、icy ( 氷のような ), rough ( ざらざらした ) , rusty ( さび付いた ) , rocky ( 岩だらけの ) といった言葉は、冷酷さや困難を連想させます。

Taste ( 味覚 ) 味の表現はお好みで

Taste ( 味覚 ) の表現は、簡単そうで実はむずかしいところです。というのも、味覚と嗅覚には人それぞれの好みがあるからです。

Tasteを表す言葉には

 sour  すっぱい
 bitter 苦い
 sweet 甘い
 bitter-sweet ほろ苦い
 hot 辛い
 mild マイルドな、刺激の少ない
 robust コクのある
 spicy ピリッとした
 tart すっぱい
 salty 塩辛い
 watery 水っぽい

などがあります。

たとえ( 直喩 Simile や 隠喩 Metaphor)を使って、Taste を表現するのも、おもしろいやり方です。
日本語でも、嫌な気分で食事をして、楽しくもおいしくも感じないときには、砂をかむような味がした、という言い方をしますね。
これと同じように、Taste を表すのに、たとえ( Simile や Metaphor )を使ってみましょう。
例をあげると
My birthday cake tasted like an angel from heaven.
バースデーケーキは、まるで天国から来た天使みたいな味がした。

Fresh picked strawberries are noble princesses.
摘みたてのイチゴは高貴なお姫さまだ。

Leftover pizza was like an old dried-up sponge.
残り物のピザは、まるで古くてひからびたスポンジみたいだった。

想像力を働かせて、オリジナルなたとえでTasteを表現してはいかがでしょうか。

Smell ( 嗅覚 ) なつかしい思い出の香り

Smell ( 嗅覚 ) は、思い出と密接な関係がありますので、Writingに効果的に使うことができます。

海のにおいをかぐと夏休みの海水浴を思い出したり、図書館の古い本のにおいで学校時代の記憶がよみがえることは、誰にでも経験があるでしょう。
においは、季節や場所、特定の人と密接につながっています。なつかしいおばあちゃんのにおい、土のにおい、機械のオイルのにおい、花火の火薬のにおいなどを描くことで、フラッシュバックのように過去の思い出がよみがえってきます。

Smellを表す言葉には

 fresh フレッシュな
 sweet 甘い
 musty かび臭い
 aromatic 香りのよい
 damp しめった
 pungent ツンとする
 sour すっぱい
 stuffy ムッとする
 fragrant 香りのよい
 faint かすかな
 heavy ひどい
 delicious おいしそうな
 fishy 生くさい
 smoky くすぶった
 fruity 甘ったるい
 woody 木のような

などがあります。

Five Senses を使う理由

Writingにおいて Five Senses が大切なのは、より詳しく表現できるからです。読者は、頭の中で文字を映像に変えていきます。Showingすることで、ビジュアル化が楽にできるのです。

Five sensesをはたらかせて、Writingをもっと楽しんでいただけるとうれしいです。

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